「創価王道」「総県長会議での秋谷会長の指導」を読んで。

 昨日、会館にて新任の支部幹部と会った。数名の壮年部とともに、しばし懇談。
 傍らには総県幹部の一人がいた。皆と別れた後、私は総県幹部にかけより、「さっきの新任幹部ご存知ですか?」と聞いたところ「彼は知っているよ。私のところに挨拶にくるものだと思ってまっていたんだよ」と。
 この総県幹部は決して悪い人じゃあないんだけどなあ。
 やはりと言うべきか、みんな自分が気づかないうちに「幹部病」に罹ってしまっている。議員も同じだ。
 「幹部病」「議員病」も先生の指導が身に入らないからなのか。
 油断とも慢心とも言うことは簡単だが、困ったことにこれらの病には自覚症状がないことだ。常に現場の空気を吸う、一緒に汗を流す、現場主義に徹せよ!


  「創価王道」「インターネットに関する覚え書き」を読んで。
 
 去年の暮はDef Techのことで内部の婦人部が盛り上がっていた。その間、いろいろな情報が、FAX、メールで飛び交っていた。大筋は一緒でも、微妙に内容が食い違う。年が明けてからだろうか。徹底事項として「インターネット、メール等でやりとりされた情報を、会合等での指導に用いないこと」とあった。対象は県幹部以上。最初は幹部に対する注意であったはず。さて、ここからが悪しき打ち出し主義のあわれな結末となった。
 「インターネット上の学会情報は創価学会HP以外は信用してはならない」なんてことになっている地域もあった。
 どこかで精神のねじ切れた野郎が、またバカなことを言う、そう思っていたのだが、「名字の言」を読んで落胆。
 そのうち、「ネットをやっている学会員はおかしい」なんて言い出す奴もでてくるのか。
 情報は、組織の幹部からありがたく話を聞けばいい?冗談ではない。
 再就職したうちの壮年部は今、パソコン教室に通っている。悪戦苦闘しながら「50の手習い」で辛酸を十分すぎるほど味わっている。「キーボード 叩いてみても 意味不明」なのだ。ネットは知らない、メールも打てない幹部は少しは彼を見習ってほしいものだ。