・本意なき事ありともみずきかずいわずしてむつばせ給へ(陰徳陽報御書1190ページ)

・大果報の人をば他の敵やぶりがたし親しみより破るべし佐渡御書957ページ)

・悪鬼入其身はよもそら事にては候はじ(常忍抄982ページ)

・忠言は耳に逆い良薬は口に苦しとは先賢の言なりやせ病の者は命をきらう佞人は諌を用いずと申すなり(大夫志殿御返事1105ページ)

・一生が間賢なりし人も一言に身をほろぼすにや、各各も御心の内はしらず候へばをぼつかなしをぼつかなし(兄弟抄1085ページ)

・わざわいは口より出でて身をやぶるさいわいは心よりいでて我をかざる(十字御書1492ページ)

・若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は替わるべき事ぞかし(弥三郎殿御返事1450ページ)

・出世の恩のみならず世間の恩を蒙りし人も諸人の眼を恐れて口をふさがんためにや心に思はねどもそしるよしをなす(法蓮抄1051ページ)

・電光朝露の名利をば貪るべからず(持妙法華問答抄467ページ)

・賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり四条金吾殿御返事1151ページ)